先週の日経平均株価は▲357円(2.2%)の15734.60円で終えた。ほぼ2カ月ぶりに1万6000円を割り込む水準であり、日経平均採用銘柄のPERは18.17倍まで低下している。
高水準の裁定買い残による需給懸念に加え、企業業績の上方修正が小幅にとどまったことが、日本市場の失望感に拍車をかけた形だ。
テクニカル的には9月25日の取引時間中安値(1万5513円)を試す展開になろう。
国内景気に関する足踏み懸念が強まっており、今週も買いづらい展開だ。米国の年末商戦への期待が測られる展開にもなろう。
新興市場は大型株より期待は出来るものの、先週末の上昇はテクニカルリバウンドの域を出ていない。
ただし、円高基調が続けば、国際優良株から小型株への資金シフトは期待できるであろう。
新興市場は中間決算で相次ぐ下方修正が見られたが、それらもほぼ一巡してきており、見直しで資金が向かうことを期待したい。
全体への好材料としては、今週から実質12月相場入りするための需給改善がある。ただし、外国人の日本市場への投資縮小が鮮明となっており、12月から積極的に動いてくるかは疑問が残る。
尚、globexは15620.0円となっており、ギャップダウンからの厳しいスタートとなりそうだ。
以上の状況を鑑みて、今週の注目銘柄の選出はない。
先週末までにお申し込みいただいた分は、次週繰越となります。

